2011年03月20日

東北関東大震災における個人的投資判断







震災は未曾有の事態となっており、株式市場は大パニックを呈しています。
大震災+大津波+原子力発電所の事故が重なるなどは当然世界でも初。人類史に残る大惨事が今起こっています。

今起こっていることを短期的あるいは中期的に分けて冷静に整理してみます。次に阪神大震災後はどうだったかを紹介し、今週私がどのように判断し、行動したかをまとめてみます。


<短期>
1.福島原発はすでに或る程度の量の放射能漏れを起こしており、今尚予断を許さない(19日に東京消防庁の放水作業が成功してだいぶ光が見えてきていますが)。
2.地震発生からすでに6日が経過するが原発トラブルも相まって未だ被害の全貌が見えない。
3.特に1の問題から首都圏でも避難や買い溜めが起きている。


2について(原発以外)は被害が確定すれば、問題を抱えながらも復興を目指すこととなり株式市場にはプラスに働くと思われます(あくまで短期的)。

1と3についてはさらに悪い方向に行く可能性とこのまま鎮静化に向かう可能性があります。
さらに悪い方向に向かってしまった場合(次はメルトダウンでしょうか??)、市場は反発することなくリーマンショック後の安値を易々と下回る可能性すらあります。
そのまま鎮静化した場合、安堵感から急激に反発する可能性が高いと思います。


<中期>
4.すでにまき散らされた放射能(さらにこれからの漏れる分)の食品などへの影響が未知数。
5.電力不足による各業界の業績への影響が不透明。
6.震災後の消費者のマインドが未知数


現在の原発問題が収束後、今後に目を向けた時に、現時点で考えられるだけでも中期的に予測不能あるいは見極めたい影響が大きく3つあります。

5については、少なくとも3/11から4月中(計画停電が続くとされている期間)の業績を見極める必要があり、それには第一4半期の決算をみる必要があります。それが分かるのは今年の夏7〜8月です。


<過去の経験>

阪神大震災後の株価の動きが春山さんのサイトなどに紹介されています。復興需要が見込める等のプラスの材料もありましたが、結局右肩下がりだったようです。

おかねのこねた:豊かで、健康で、活動的な人生のための投資メモ(春山昇華) : 東北関東大震災の後 : 教訓、影響、原子力銘柄、為替、東京電力
: http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51619719.html

その時、株価はどう動いたか? : http://jcoffee.g2s.biz/sonotoki.html


<判断>

私見ですが、少なくとも今年の夏頃まではパッと明るくなることはないのではないかと現時点では判断し、日本株は全株売却しました。こういう場合に私は大体逃げ遅れているのですが、今回は比較的機敏に行動してみました。

上で述べたとおり、結局現時点では短期的な問題点をどう収束するか不透明な上、中期的にも問題点は山積みということになります。このような状況で株価が何事もなかったかのように以前の水準に戻るとは考えづらく、逆に現金を持っていればいくらでも投資機会はあると考えたのが大きな要因です。

バフェットの投資原則、その一「損をしないこと」。その2「その1を忘れないこと」という言葉も行動を後押ししました。

また震災が起こる前でも、アメリカがデフレの縁に立たされていたり、新興国がインフレに悩まされていたり、欧州の信用不安など不安材料が少なくなかったことを忘れてはなりません。

あまりこういう予想で株式を動かすことは今までしていなかったのですが、先行きが分からない状況で勝負する必要はないと思いました。私のこうした予想はたいてい外れると自分ではおもっているのですが、今回はどうなるでしょうか。

当然ですが、投資は自己責任でお願いします。
posted by MNT at 00:14 | 埼玉 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ポートフォリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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